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「乳がん防げ 最期の願い」
2015年11月28日(土) 中日新聞夕刊
「乳がん」という文字と、笑顔の画像に吸い寄せられました。
K先生に違いない。
そうあって欲しくない。
そんな気持ちがせめぎ合いました。
今から40年近く前、
大学の就職課で、就活先を探していた時に、
某大学病院の医師会秘書募集のチラシをみつけました。
その時の連絡窓口がk先生で、私はk先生の面接を受け
採用して頂きました。
新聞で見たきれいな白髪は、30代だった当時は
ベートーヴェン先生と親しみを込めて呼ばれていらっしゃって、
もじゃもじゃの黒髪でした。
豪快で、優しくて、頼りになり、看護師さんや患者さんにも、
とても慕われていらっしゃいました。
「今年で年賀状は最後とします」という年賀状を頂いた時
それが、ご病気の為だということに、不覚にも、
全く気づきませんでした。
ご病気がわかってからは、一患者として、医療と向き合い、
最後には、生涯かけて研究、診療された「乳がん」に関する
全てを著書に残して下さった。
心から尊敬しています。
ご冥福をお祈りしています。
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「ものいう患者」 参加する医療を求めて
幻冬舎 小林俊三著
「乳がんの処方箋」 後悔しないためのリスクと対策
幻冬舎ルネッサンス新書 小林俊三著
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